新型レクサスUX VS スバル・XV 徹底比較!どっちが勝る?

2018年11月に販売が開始された新型レクサスUXと、2018年10月にモデルチェンジされたスバルXVを徹底比較。果たしてどっちが勝るのでしょうか?
日本の道路事情に合わせたコンパクトモデルが国内外の各メーカーから続々と発売される中で、この2車種を比較してみようと思います。
ニーズに合わせて購入の参考にしてもらいたいです。

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新型レクサスUX vs スバル・XV 人気グレード価格比較

まずは価格帯から比較してみます。

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スバルXVは5つのグレードからなり、標準グレードである1.6L‐DOHCエンジンの「1.6i」が2,138,400円~で、2.0L‐DOHC直噴エンジンを搭載した「2.0i-L」が2,505,600円~と、新車価格としては各メーカーのSUVの中でもかなりお手頃な価格帯となっています。
また、2.0L‐DOHC直噴にモーターを搭載した最上位モデルの「Advance」でも2,829,600円~と、300万円を切る価格設定になっています。
社会人になりたての若者でも十分に手が出せる価格ではないかと思います。

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対して新型レクサスUXは直列4気筒2.0Lエンジンを搭載した「UX200」と、ハイブリットシステムを追加した「UX250h」の2グレード。「UX200」が3,900,000円~で、「UX250h」が4,250,000円~と、やはり高級志向のレクサスらしい価格帯となっています。 200万円近くの違いのどこに価値を見出すかは、オーナーの価値観次第になると思います。

スバルXVの人気グレードは?

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2.0i-L EyeSight

車両本体価格 2,505,600円
スバルXVはガソリン車の2.0i-L EyeSightが人気のようです。 販売台数もスバルXVのグレードの中で一番売れています。

レクサスUXの人気グレードは?

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UX250h”F sport”

車両本体価格 4,780,000円
レクサスUXはハイブリッド車が人気です。
販売台数もUX250h”F sport”が一番売れているようです。

結果人気グレードの価格差は2,274,400円となります。
同じコンパクトクロスオーバーではありますがここだけを見ると別物になってしまいますね。

最上級グレードでエンジン比較

スバルXV「Advance」2.0L直噴
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最大出力【NET】
107kW(145PS)/6000rpm
最大トルク【NET】
188N・m(19.2kgf・m)/4000rpm
モーター出力10kW(13.6PS)

新型レクサス「UX250h」直列4気筒2.0L
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最大出力【NET】
107kW(145PS)/6000rpm
最大トルク【NET】
188N・m(19.2kgf・m)/4400rpm
フロントモーター出力30kw(109ps)

とほぼエンジン性能に大差はありません。 ただ、モーター出力はレクサスに軍配が上がりますね。
やはり、ハイブリッドは本家本元のトヨタです。 車を道具だと考えれば、価格差からやはりスバルXVの方がお買い得です。
ファッションの一部として見るのであれば、400万円前後でレクサスのオーナーになれるのは魅力の1つではないでしょうか。

➡レクサスUXの維持費と最適ローン年数!残価設定は月々〇万円

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新型レクサスUX VS スバル・XV 大きさの違いは?

次に大きさを比べてみます。 まずはエクステリアから

スバルXV
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全長4,465mm
全幅1,800mm
全高1,550mm

新型レクサスUX
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全長4,495mm
全幅1,840mm
全高1,540mm

と若干レクサスUXの方が大きいがそこまでの差はないですね。
どちらもコンパクトにまとまっており、Lサイズの大型SUVと比べても道を選ばず、運転が苦手な方でも運転しやすい仕様になっています。
特に都心の駐車場事情を考えると、全高が1,600mm以下まで抑えられていることで立体駐車場にも収まるし、狭いコインパーキングでも気軽に駐車できそうです。
タイヤのサイズはともに225サイズでSUVらしさを演出しています。
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ラゲージスペースに関してはスバルXVが容量385L、レクサスUXが220Lと積み荷積載量に関してはスバルXVに軍配が上がります。
スバルVXは2列目シートを倒せば自転車がそのまま積める容量があり、家族で遠出するときにも困らなそうですね。
そもそも積載量重視で車選びをするのであればワンボックスを選べばいいのであって、レクサスUXを選ぶ層にはあまり重要ではなさそうですね。
どちらも5人乗りSUVとしては少し小ぶりなので、4人なら余裕があるが5人乗ると少し窮屈に感じるかもしれません。

➡レクサスUXの後部座席と荷室容量検証!車中泊は

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新型レクサスUX VS スバル・XV 燃費が良いのは?

新型レクサスUXとスバル・XV の燃費はどちらが燃費が良いのでしょうか?
JC08モードで比較しみたいと思います
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スバルXVの「1.6i」は16.2km/L、「2.0i」も16.4km/Lと大差はないです。
モーターを追加した「Advance」はJC08モードで燃費19.2km/Lと若干燃費は向上。
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対して新型レクサスUXは「UX200」が17.2km/L、「UX250h」でAWDが25.2km/L、2WDが27.0km/Lと燃費に関しては、新型レクサスUXは1Lあたり10Km近く燃費がいい。
走行距離にもよるが、普段通勤等で日常的に車を使うなら月当たりガソリン代にかなり差はでそうです。
一月当たり1000Km走るとすると年間約15万円の差となります。
ただ、車代の200万円の差を燃費で埋めようとすると、13年以上かかるので、そこは現実的ではない気がします。
ただ、トヨタのプリウスが約40km/Lであることを考えると、どちらの車種も一般的なエコカーと比べてそこまで燃費がいいとは言えないですね。
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ただ、実質燃費として都心など信号の多い地域で街乗り中心で使うのであれば、停車状態から発進時のエンジン性能に差がでるのでモーター駆動車をおすすめしたいが、スバルXV「Advance」に関してはWLTCの市街地モードで、11.5km /L、新型レクサスUX「UX250h」はWLTCの市街地モードで22.0km /Lと大きく性能差が出てしまいます。
となると燃費だけを見たらレクサスUXを選ぶのが良いでしょう。

新型レクサスUX vs スバル・XV 5年後10年後の買取り相場

乗り換え時の買い取り価格について考察してみます。
ここは需要によるところが大きいので、数年後にどちらの車種にニーズがあるのかを考える必要があります。
新型レクサスUXに関しては、一つヒントになるのがトヨタC-HRの存在、C-HRは2017年度にSUV販売台数第1位を取ったほど人気の車種であり、「AUTOCAR Awards」の「Game Changers」賞を受賞しています。
これは、「同クラスに、これまでにないスタンダードを設け、従来の価値観を一変させるもの(AUTOCAR英国編集部)」に与えられる賞でなんです。

➡新型レクサスUX VS トヨタCHR 徹底比較
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新型レクサスUXはこのC-HRと同じ「GA-Cプラットフォーム」を使用しており、似た感じに見える理由はここにあります。
レクサスUXが属するCセグメントは各メーカーからも発売されていますが、今後このクラスの車のニーズはさらに高まると予想されます。
核家族化と少子化が進み、大人数を乗せる機会も減少している昨今、小回りが利き、駐車スペースを問わず、スタイリッシュな小型のSUVはまさに求められる要求をすべて満たしてくれる車だといえます。
その中でもC-HRは風穴を空けた存在であり、兄弟車である新型レクサスUX人気は、5年後、10年後でも衰えるとは考えにくいです。
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対してスバル車は一般的に受ける印象というより、「スバリスト」という表現があるくらいあるコアな客層が強い印象です。
世界で見てもトヨタ車とスバル車の知名度には大きな差があるの事実。
車を下取りに出したとき、中古車としての需要は日本のみならず世界規模でみてもトヨタ車のニーズの方が大きいです。
そこを考えると、買い取り価格は間違いなく新型レクサスUXの方が値が下がりにくいことは間違いなさそうです。

ディーラーマン
実際に査定をしていてもトヨタ車とスバル車では同格同年式同走行距離の車で見たときにビックリするぐらい差が出ます。