レクサスRXには、仕様や値段が異なるグレードが用意されていますが、全部の価格帯が気になるところではあります。
またレクサスRXにはMT車のグレードはあるのでしょうか。
今回は、レクサスRX のグレードごとの車両価格と、購入時にかかる諸費用、MT車のグレードについて調査します。
レクサスRXの狙い目はこれ!人気グレードの価格(値段)
引用:https://lexus.jp/
まずはレクサスRXの人気グレードの価格と、ファンから要望も多いMT車について調査しました。
レクサスRXの人気グレードの価格
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レクサスRXの基本グレードとして、ハイブリッド車とガソリン車があります。
統計的に見ると、ハイブリッド車の人気が高く、6割以上のユーザーがハイブリッド車を選択しているという、データもあります。
価格差においては、ハイブリッド車の方が各グレードで100万円以上高いのですが、走行性能・静粛性・燃費性能など、トータルのコストパフォーマンスが高いと考えられているようです。
さらにレクサスRXハイブリッド車の中でも、4つのグレードを選択することができます。
これらも統計的に見ると、およそ半数のユーザーはVersion Lというグレードを選択していることが分かりました。
Version Lは、基本モデルに装備品や快適性を高めたグレードと言えます。
中間グレードに位置するので、バランスの良いグレードだと考えられていることも伺えます。
RX450hversion Lの車両本体価格は、消費税込で7,036,000円です。
レクサスRXは、グレードごとに価格差はありますが、この価格は購入を検討する際に一つの参考値になりそうです。
レクサスRXにMT車はなぜないの?
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レクサスRXには、MT車のグレードは設定されていません。
基本的に、レクサスのクルマにはMT仕様のクルマは開発されていません。
スポーツカーも多いレクサスにしては、かなり意外な結果ですが、ファンからはMT車の開発についても期待されています。
MT車は、よりクルマの操作性を実感できるので、運転が好きなユーザーに特に人気ですが、AT車は運転が簡単という高いメリットがあります。
レクサスから販売されるクルマのトランスミッションは、DCTやCVTを含めると全てAT車です。
さらに変速や燃費性能もAT車は進化していますので、AT車のシェアは軽トラックなど特定の車種以外では、減少傾向にあります。
加えてAT車においても、MT車のような操作感を味わえる技術が開発されたので、個人的には今後より淘汰されるのではと感じます。
レクサスRXには、多彩な乗り味を愉しめるドライブモードセレクトが搭載されています。
ダイナミックな加速を楽しみたい時・穏やかに走りたい時など、、最大5つの走行モードを選択することができます。
MT車のようなダイレクトな操作感はありませんが、状況や気分に合わせた走りのテイストが、ドライビングの楽しさをさらに広げます。
レクサスRXの実際の購入費用は?諸費用は?
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レクサスRXを購入する際には、車両価格以外にも支払う項目が発生します。ここではレクサスRXの実際の購入費用についてご紹介します。
レクサスRXの購入時の税金
引用:http://o-dan.net/ja/
レクサスRXを所有し公道を走る権利を得るために、自動車税・自動車重量税・自動車取得税・消費税と言った税金の支払いが発生します。
自動車税は、クルマを所有している期間に毎年支払い義務が発生しますが、レクサスRXの購入時にも支払う必要があります。
自動車税の金額は排気量ごとに決められていて、レクサスRXは、ガソリン車とハイブリッド車で課税金額は異なります。
また自動車重量税も、所有時に加算されますが、こちらは2年に1回で計算されます。
自動車重量税は、クルマの重量によって課税額が決まります。
そして自動車取得税は、自動車の購入価格が50万円を超えた場合に支払い義務が発生します。
消費税は、車両本体価格の8%が課税されます。
これらの税金を全て含めると、車両価格の10%程度が税金として加わる金額になります。
レクサスRXのオプション費用も忘れずに
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レクサスRXの購入費用を検討する上で、忘れてはいけないのがオプション価格です。
クルマにはメーカーオプションとディーラーオプションで、様々な機能やパーツが設定されています。
ドレスアップを目的にしたものもありますが、機能面で優れていたりフロアマットなど必要不可欠なものもあります。
レクサスRXの購入費用を検討する際には、車両価格とオプション価格の予算を分けて検討することも必要です。
オプション品には、あったらいいなと思うパーツがたくさん用意されています。
レクサス車のオプションパーツも高い品質が保たれているためか、比較的高めの値段設定となっています。
他のメーカーに比べると値引きも期待できませんが、オプション料金の追加も無視できない点です。
色々追加を行うことにより、オプション価格だけで100万円を超えることも、否定できません。
オプション品の必要性はユーザーによって違う点ではありますが、購入費用においても大きな影響を与えることをしっかり把握しておく必要があります。
レクサスRXのグレード別車両本体価格
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最後に、レクサスRXのグレードごとの車両本体価格と、国内のSUV市場の相場を比較します。
レクサスRX グレード別車両本体価格
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レクサスRXは、大きくハイブリッド車のRX450hとガソリン車のRX300に分けられます。
さらにハイブリッド車には、3列目シートのRX450hLというグレードも、設置されています。
全てのグレードと車両本体価格は下記になります。
- RX300: 4,972,000円
- RX300 F SPORT: 5,801,000円
- RX300 version L: 5,961,000円
- RX450h: 6,047,000円
- RX450h F SPORT: 7,176,000円
- RX450hversion L: 7,036,000円
- RX450hL:7,690,000円
※全て税込
レクサスRXでは、AWDのみのRX450hL以外のグレードで、2WDかAWDを選択することができます。
AWDは、前輪・後輪全てのタイヤにエンジンのパワーが伝わっているので、機能としては4WDと同等と考えてよいでしょう。
AMWは悪路に強い特性を持つため、雪が多い地域に住んでいる方や、アウトドアの機会が多いユーザーに人気です。
AWD仕様の場合は、上記の価格より25万円程度値段が上がります。
グレード別に見ると、一番安いのは2.0Lガソリン車のベースモデルとなるRX300で、一番価格が高いのは、3列シートのRX450hLとなります。
レクサスRXの値段は高めに設定されている?
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クルマの値段は、車体や排気量が大きければ大きいほど、高くなる傾向にあります。
またコンパクトなサイズ感でも、搭載する装備や素材の違いなどによって、価格は設定されています。
SUV車は、軽自動車やコンパクトカーと比較すると、高額に設置されています。
しかし近年では、低燃費低価格を志向するユーザーが多いことから、SUV車においてもコンパクトSUVという新たなジャンルの開拓など、その概念が変わりつつあります。
元来SUV車は、悪路や雪道に強いので、レジャーに最適な特性がありました。
ただその一方で、ボディサイズの大きさから運転が難しい・燃費が悪いというイメージが強く、大衆的な人気があるとは言えないボディタイプでした。
しかし近年のSUVを見ると、どの車種においても環境性が優先された最先端のエンジンが搭載されているので、燃費性能が格段にアップしています。
さらに、クルマ自体のデザインも洗練されたものが多く、女性にもSUV車の人気が高まっています。
SUV市場の全体的な価格を見ると、SUV車の車両価格は、300万円から350万円がボリュームゾーンとなっています。
同じ国産車で比較すると、確かに新型レクサスUXは高く感じます。
しかし、海外メーカーの同車種と比較すると、価格のボリュームゾーンは500万円から600万円と大きく変わります。
レクサスRXは、基本性能に加えてレクサス車らしい高級感や奥深さも持っています。
そのプレミアム感も含めて、世界基準のクルマだということが、価格帯からも分かります。
レクサスRXグレード別の価格(値段)と購入費用まとめ
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今回はレクサスRX のグレードごとの車両価格や、購入時にかかる費用、そして、各グレードの特徴も合わせてご紹介しました。
価格帯も装備品もそれぞれ違いますが、その違いをしっかり把握しておくことで、自分に一番あったグレードを見つけることができます。
普段どんな環境でレクサスRXを使用するか想定した上で、グレード選択をすることをオススメします。