近年は低燃費性が評価されるクルマが多く販売されていますが、レクサスRXも良い燃費性能を持っています。
実燃費についても気になるところですよね。
今回はレクサスRXの燃費について検証し、実燃費・燃費確認・燃費向上の方法についてもご紹介します。
レクサスRXの燃費はどのくらい?
引用:https://lexus.jp/
まずは、レクサスRXの燃費についてご紹介します。
レクサスRXの燃費性能の決め手はエンジン
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レクサスRXは、ガソリン車とハイブリッド車がラインナップされています。
燃費の決め手となるエンジンは、それぞれ最先端の技術が結集された走行性能と環境性を両立させたエンジンが採用されています。
レクサスRXガソリン車は、力強く爽快なスポーツドライビングの愉しさと、すぐれた環境性能を高い次元で両立する、2.0L直噴ターボエンジンが採用されています。
アクセル操作に対する瞬時のレスポンスや、滑らかに素早く伸びていく加速フィーリングをもたらすだけでなく、ターボ車としては珍しいアイドリングストップ機能を搭載することで、燃費性能の向上にも貢献しています。
そして、ハイブリッド車には、3.5Lアトキンソンサイクルエンジンが採用されています。
V6らしい力強い走りを余すことなく発揮できるよう、吸排気のバルブ開閉タイミングを最適に制御するDual VVT-iや、筒内直噴と吸気ポート噴射の2つのインジェクターを持ち、高い燃焼効率を可能にするD-4Sが採用されています。
高トルクモーターと高次元で融合させることで、低速域から高速域にかけて豊かなトルクを生み出し、力強く、胸のすくようなドライビングフィールをもたらします。
シリンダヘッド内の排気冷却の強化を図り、エンジン各部の軽量化や摩擦の低減を図ることで、卓越した環境性能も実現しています。
レクサスRXのカタログ燃費
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レクサスRXのカタログ燃費は、JC08モードで計測されています。
クルマには、定められた計測内容に基づいた数値が表示されますが、日本でいちばん最初に行われたのは、10モードと言う計測方法でした。
60km/hで平地走行した際の計測数値を指しますが、市街地などでは細かくストップ&ゴーを繰り返すこともあり、実態と数値の整合性が取りづらい傾向にありました。
そこで、郊外を想定した15項目を加えた「10・15モード」に変更されました。
そしてさらに、燃費表示のズレを改善することを目的に、JC08モードという実際の走行パターンに近い測定方法が2011年から導入されています。
レクサスRXのJC08モードでのカタログ燃費は、ガソリン車が11.4km/L~11.8km/L、ハイブリッド車が17.8km/L~18.8km/Lとなっています。
JC08モードでは、以前ほどのズレは無くなりましたが、コンパクトカーやハイブリッドなどの低燃費車は、実際に走行できる距離が少なくなる傾向にあります。
レクサスRXは、ハイブリッド車が高い燃費性能を持っていることがわかりましたが、実際に使用しているユーザーは、どのくらいの燃費さを感じているのか気になります。
レクサスRXの実燃費は?街乗りでの燃費確認(オーナーの声)
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続いてレクサスRXの実燃費についてと、街乗りでの燃費確認(オーナーの声)についてご紹介します。
レクサスRXの実燃費とは
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レクサスRXの実燃費は、各燃費サイトから参考にすることができます。
レクサスRXは、カタログ燃費と比較するとどのくらいの差になるのでしょうか。
ガソリン車とハイブリッド車に分類すると、実燃費の平均値は下記結果となりました。
駆動形式 |
カタログ燃費 |
e燃費 |
みんカラ |
ガソリン車 |
11.4km/L~11.8km/L |
8.24km/l |
9.36km/l |
ハイブリッド車 |
17.8km/L~18.8km/L |
13.29km/l |
12.15km/l |
走行環境によって、同じ車種でも若干の違いが出ますが、各ユーザーの平均値を算出するとこのような結果になりました。
想定通りとも言えますが、レクサスRXの実燃費は、ガソリン車・ハイブリッド車ともにカタログ燃費ほどは伸びないようです。
実燃費では、カタログ燃費やエンジンなどからは把握できない、レクサスRXが持つ本当の燃費性能を見ることができます。
各ユーザーの走行環境や住んでいる町の特徴は大きく違います。
自分の走行環境に近いユーザーを見つけることで、実際に自分が使用した際の燃費をシミュレーションできます。
レクサスRXの実燃費については、平均値をしっかり把握しつつ、自分が使用する環境ではどんな燃費性能を持つのか想定することで、より詳細を把握することができるでしょう。
レクサスRXの街乗り時の燃費確認(オーナーの声)
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レクサスRXのユーザーは、よくも悪くも燃費性能について様々な感想を持っています。
ここでは、主に街乗り時の燃費確認ということで、オーナーの声をレビューサイトを参考にご紹介します。
まず、レクサスRXの街乗り時の燃費について、良いと答えたユーザーは、下記のような意見が多い傾向にありました。
- ボディサイズや車重を考えると良いと思う
- 過去に乗ったSUVと比較するとかなりいい
- 低速時もそんなに燃費が悪い感覚はない
- アクセルワークの工夫でカタログ燃費に近い数値も出せる
良いと評価したユーザーは、同じようなボディサイズを持つSUVの燃費性能を把握していて、その差を体感している傾向が多かったです。
また、エコドライブを意識した運転をすると、しっかり応えてくれる点も高評価につながったようです。
続いて、街乗りでの燃費が悪いと感じたユーザーの声は下記になります。
- ハイブリッド車独特の運転感覚に慣れるまで時間がかかる
- ハイブリッド車もハイオクなので財布に優しくない
- 思った以上の燃費向上は期待できなかった
意外にも、ガソリン車よりハイブリッド車の燃費性能に、改善を期待する声が多かったです。
そして悪いと感じているユーザーは、カタログ燃費との差によるギャップを強く感じているようです。
良い意見も悪い意見もありますが、クルマの特徴やユーザーの感覚を示すものですので、購入を検討する際には参考にすると良いでしょう。
レクサスRXの燃費向上方法
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最後に、レクサスRXの燃費向上につながるコツをご紹介します。
常にゆとりある安全運転
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安全なカーライフを送る上で、ゆとりある運転と日常の点検・整備は、重要なポイントです。
そして、レクサスRXの燃費向上に最大の効果を発揮するといっても良いでしょう。
先ほどご紹介した実燃費を例に出すと、燃費が伸びやすいユーザーはあまり頻繁にアクセルとブレーキ操作を行いません。
逆にアクセル・ブレーキを細かく操作するような運転や走行シーンでは、ガソリンを多く消費してしまいます。
クルマの運転について「急」がつく動作は、危険なだけでなく燃費にとっても悪影響となります。
常に丁寧に運転することを意識し、慌てることがないよう時間にゆとりを持って行動することも必要です。
普段の運転時は、前のクルマとの車間距離を開け、アクセル・ブレーキもゆっくり操作し、車線変更や追い越しについても最小限で行いましょう。
また、レクサスRXの定期的な整備と点検も忘れずに行いましょう。
クルマにはオイル・タイヤなど、劣化すると燃費性能に悪影響を及ぼす消耗品があります。
特にタイヤの空気圧が減ると、地面との摩擦と抵抗が増えるので、ガソリンの消費も多くなってしまいます。
常にタイヤの空気圧を適正に保つことで、燃費向上につながります。
レクサスRXは車重が少ないと燃費が上がる
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燃費は、クルマの重量とも大きく関係します。
車重が重たいクルマほど、エンジンの負担が増えるため燃費が悪くなる傾向にあります。
例えば同乗者が多いクルマや常に荷物を積んでいるクルマは、他のユーザーが使用している同じクルマと比較しても、実燃費が低い傾向にあります。
使わない荷物などはなるべく載せないようにし、クルマの荷物を減らすことによって燃費の向上につながります。
もし重たい荷物を積む場合は、サイズ次第ではありますが、極力車内の前方に置くことをオススメします。
荷室などの後方に重い荷物を入れると、車体は少し上向きになってしまい、動力と逆らう力が発生するので燃費の悪化につながります。
重心が前にあることで走行時の抵抗が少なくなるので、そのぶん燃費効率も向上します。
レクサスRXの燃費!実質燃費・燃費向上方法まとめ
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今回はレクサスRXの燃費について検証し、実燃費・燃費確認・燃費向上の方法もご紹介しました。
カタログ燃費も購入する上で参考になる数値ですが、購入後のギャップをなくすためにも、自分の走行環境に近いユーザーの実燃費をチェックすることをオススメします。
そして、普段の運転からエコドライブを習慣化することで、燃費向上のコツが身につきますので、ぜひ実践してください。