レクサスCT 生産中止について

みなさんこんにちは管理人のリンミーです。いつもレクサスどっとこむをご覧いただきありがとうございます。

さて、先日レクサスから公式な発表がありましたが、レクサスCTが生産中止になることが正式にリリースされました。

本日はそんな生産中止になったレクサスCTについて歴史や今後についてご紹介できればと思います。

レクサスCT フロントビュー

〜レクサスCT〜

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〜レクサスCTスペック紹介〜

さてレクサスCTについて早速見ていきましょう。

レクサスCTサイドビュー

レクサスCTは2011年1月に日本市場に登場、販売が開始されました。
その後2014年1月と2018年8月に2度のマイナーチェンジを実施しました。
約11年間フルモデルチェンジをせずに今後の動向が注目されていました。

レクサスCT レクサス販売店にて

レクサスの中ではハッチバックのコンパクトカーに区分けされており、プラットフォームはトヨタのプリウスをベースとして開発されました。
またレクサスCTはハイブリッド車専用です。
レクサスCTはガソリン車の選択ができませんでした。

また価格帯もレクサス車の中では最安値(新車価格350万〜480万)でレクサスの中でもリーズナブルな確定で乗り出しができました。
また車格もレクサスの中で一番小さな車でした。
価格、サイズをみてもレクサスの中でもエントリーモデルの要素が強い車ですね。

レクサスCT インテリア

ハイブリッドシステムもトヨタプリウスと共有することもあり、カトログ燃費も約34Kmという高燃費を出す車です。
レクサスCTはエンジンやプラットフォームはプリウスと共通する点はありますが、パフォーマンスダンパーを装着しボディ剛性を強化したり、独自のサスペンションを採用したり、内装に高級感を出すことによりレクサスの車してその存在感を出していました。レクサスのラインナップの中でもエントリーモデルとして11年間と長きに渡り販売されていました。レクサスCTは一度もフルモデルチェンジが行われておらず、今後の動向に注目されていましたが、今回生産中心が決まってしまいました。

ここでレクサスCTのスペックを見てみましょう。

レクサスCTスペック
全長
4,320mm
(2011年1月-2014年1月)
4,350mm
(2014年1月-2017年8月)
4,355mm
(2017年8月-)

全幅
1,765mm

全高
1,450mm

車両重量
1,440kg

グレード
・CT200h
・CT200h version C
・CT200h F sports
・CT200h version L
・その他特別仕様車

排気量
1797CC

レクサスCT 初代Fスポーツ

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〜レクサスCTのライバル車種〜

ここでレクサスCTの「ライバル・比較検討」する車種を見ていきましょう。

・メルセデス・ベンツ A class 新車価格322万円~590万円
・BMW 1シリーズ 新車価格334万円~696万円
・アウディ A1 新車価格249万円387万円
・フォルクスワーゲン ゴルフ 新車時価格291万円~466万円

やはりドイツ御三家を中心としたプレミアブランドのエントリーモデルの車種がライバルになってくるかと思います。
またフォルクスワーゲンのゴルフも十分に比較対象となってくるので、人気のある上記車種に太刀打ちするためにもレクサスCTは重要な位置にいました。

レクサスCTリアウィンカー

日本で唯一のプレミアブランドであるレクサスのエントリーモデルであるレクサスCTがやはり人気のドイツ御三家のエントリーモデルやフォルクスワーゲン・ゴルフと競っていくことで日本の自動車社会の発展につながると筆者は考えています。

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〜レクサスCTの今後〜

そんなレクサスCTですが残念ながら2022年をもって姿を消すことになりました。
すでに新規の販売及び生産が中止になってしまいます。
2022年9月現在レクサス公式HPでは「2022年10月をもって生産を中止させていただきます。」と公式告知がある状態です。日本市場の登場から11年でレクサスCTが生産中止になることはとても残念です。

レクサスCT リアビュー

これまでレクサスのエントリーモデルであったレクサスCTは11年間で幅広いニーズに応えてきました。しかし近年のSUVブームで登場した新エントリーモデルのレクサスUXが登場したこともあり、レクサスCTは年間の生産台数がかなり減少してしまいました。今回の生産中止はその辺りが起因するものでしょう。

レクサスUX

今後のレクサスCTに関してですが、人気SUVのレクサスUXに統一される可能性があるとのことです。そのためモデルからレクサスCTは消えてしまう可能性が高いです。
過去にもレクサスHS、レクサスGSなどが生産中止後ラインナップから姿を消しています。

また一部情報では新たなSUVとして後継モデルが出るのではないかという噂がありますが名前がレクサスCTになるかは確定はしていません。

しかし、レクサスの中で生産中止車種が復活したケースはありませんので、おそらくはこのまま廃止になると思います。

過去にはトヨタ自動車のフラッグシップモデルのクラウンは生産中止ということが噂されましたが、2022年9月現在SUVとセダンの両方を持ち合わせて市場に再投入されました。
※トヨタからの正式発表は無し。

レクサスCTも今回は一度生産中止になりますが、再エントリーということで2023年に再登場する可能性も噂されています。

筆者個人的な考えではレクサスCTの立ち位置であるコンパクトエントリーモデルはドイツ御三家に対抗するためにも必要なモデルもあると筆者は思っています。

レクサスCT Fスポーツ

これは個人的な考えですが、今後のEV時代に備えた100%EVのコンパクトカーを新CTとして投入してくれないでしょうか?と思っています。もしくは一度フルモデルチェンジを行い市場投入しドイツ御三家やゴルフに対抗するプレミアコンパクトカーの立ち位置を戻すための再起を図ってほしいです。
※個人的な意見としてこのまま生産中止はもったいないと思います。

レクサスの弱点はやはりラインナップの少なさにあると思います。
新SUVを投入するのには賛成ですが、UXと重ならないモデルの投入が必要だと考えています。

コンパクトSUVのレクサスUX

ドイツ御三家を見てもレクサスの倍以上のラインナップを選択することができます。
当然レクサスもラインナップが多数あれば選択肢も増えるのでエンドユーザーとしては嬉しいです。
ただ近頃のレクサスやドイツ御三家の動きを見ているとモデルを減産する再編成の動きが見られます。
一昔前の多数のモデル揃える時代は終わりに近づいているのかもしれませんね。。。

さて今回はレクサスCT生産中止と今後のレクサスCTについて記載しました。
今後のレクサスCTとレクサスのラインナップがどう変わるのかも含めて楽しみですね。

また新たな情報が入り次第お伝えできればと思います。

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以上管理人のリンミーでした。