新型レクサスUXを良いコンディションで走らせるには、定期的なメンテナンスが必要です。
そしてそのメンテナンスとして代表的なのはオイル交換です。
オイル交換をするときには適切なオイルを選ぶ必要があります。
そこで今回は、レクサスUXの適切なオイル交換時期・オイル量・オイル粘度と、オイル交換費用についてご紹介します。
レクサスUX オイル交換時期を知らないとエンジン不調に!?
引用:https://lexus.jp/models/ux/
まずはレクサスUXのオイル交換時期についてご紹介します。
レクサスUXのオイル交換時期は?
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車種やエンジンの種類によって、推奨されるオイル交換時期はやや異なりますが、ほとんどの車種は、取扱説明書に各メンテナンスにおけるマニュアルが記載されていますので、参考にすると良いでしょう。
ただレクサスUXに関しては、新車の購入から3年間メンテナンスが無料で受けられる、レクサスメンテナンスプログラムを利用することができます。
常に最良のコンディションでレクサスUXに乗ることが出来るように、レクサス車に精通したテクニカルスタッフが、高機能な整備機器を備えたサービスワークショップでメンテナンスを実施します。
また、クルマを最適な状態に保つためのアドバイスも行ってくれるので、ぜひ利用したいところです。
レクサスUXを新車で購入した場合に関しては、半年に1回の頻度でオイル交換を無償で受けることができます。
もし自分でオイル交換をする場合は、半年に1回を目安にすると良いでしょう。
ただし、オイルは走行条件によって劣化も早くなります。
そして普段から走行距離が多いユーザーは半年よりも前にオイル交換が必要になる場合があります。
日常のメンテナンスの際に、しっかりオイルの汚れもチェックしましょう。
オイル交換をしないとレクサスUXのエンジンはどうなる?
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レクサスUXのエンジンは、オイル交換を怠ることによって間違いなく性能が落ちます。
長期にわたって使用されているオイルは量も減り汚れが増えることによって、エンジンをサポートするどころか悪影響を与えてしまいます。
エンジンの各パーツは汚れてしまい、場合によっては錆も発生するかもしれません。
そういった状態に陥るとスムーズに機能しなくなってしまいます。
そして、エンジン内部はオイルで冷却されないことによって、高温となりオーバーヒートを引き起こしてしまいます。
レクサスUXのエンジン性能は非常に高いですが、最先端の技術が搭載されているため、ひとつひとつのパーツは非常にデリケートです。
人間の体に例えると、エンジンは心臓、そしてオイルは血液のような役割を担っています。
エンジンが壊れて、修理や積み替えとなると、高額な費用が発生してしまいます。
オイルが劣化してしまうことは、長期的に見るとマイナスでしかありません。
逆に、定期的なオイル交換によって、レクサスUXのコンディションを保ち続けることも可能です。
レクサスは購入後のアフターケアが手厚いことでも知られますが、セルフメンテナンスもしっかり行いましょう。
オイルフィルターの交換も重要
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レクサスUXのオイル交換の際には、オイルフィルターも定期的に交換しましょう。
オイルフィルターとは、オイルの不純物や汚れをろ過する役目を持ったパーツです。
オイルフィルターには不純物と汚れが徐々に溜まってきます。
定期的に交換をしないと、せっかくオイルを新しいものに交換しても、古いオイルの不純物や汚れが混じってしまいます。
そうなると、オイル交換をした意味がありません。
ただ日常の点検では、オイルフィルターの汚れはなかなか把握しづらいものです。
そのため、交換時期を定めて定期的に交換すると良いでしょう。
一般的にオイルフィルターの交換時期は、オイル交換2回につき1回という周期が多いようです。
オイルフィルターも消耗品と捉えて、しっかり定期的な交換を行いましょう。
レクサスUXの気になるオイル量とオイル粘度!HV車は別?
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続いてレクサスUXのオイル量とオイル粘度についてご紹介します。
レクサスUXのオイル量は?
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レクサスUXに必要なオイル量は、ガソリン車とハイブリッド車で異なります。
必要なオイル量は、エンジンの大きさによって異なります。
ガソリン車とハイブリッド車ではエンジンの構造も違うため、しっかり適正なオイル量を把握しておきましょう。
まず、ガソリン車のレクサスUX200に必要な量は、オイルのみの交換で約3.9L、オイルフィルターも同時に交換した場合は約4.3Lとなっています。
そして、ハイブリッド車のレクサスUX250hの場合は、オイルのみの交換で約4.3L、オイルフィルターの交換も同時に交換した場合で、約4.6Lとなります。
オイルの適正な量の測り方は、エンジンルーム内にある、レベルゲージでチェックすることができます。
レベルゲージをオイルパンに差し込んで、数回抜き差しをして引き抜いたときに、2本の線の間にオイルが付着していれば適切にオイル量です。
ただし、オイルの量が多すぎても少なすぎても、エンジンに問題が生じる可能性があります。
オイルは消耗品ですので、使用するにつれて量が減ってきます。
定期的な点検時にはオイルをチェックする項目を入れ、汚れと量をしっかり把握しておきましょう。
➡新型レクサスUX 試乗評価まとめ 試乗時確認するべき3つのこと
レクサスUXのオイル粘度は?
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粘度とはオイルがどのくらい粘りを持っているかを指し、粘土の高いオイルほどドロっとしています。
粘度の高いオイルになるほど抵抗が強いので、外気温が高い夏場には、特に威力を発揮する特徴もあります。
オイル粘度は、オイル缶に数値が記載されていますので、交換する際にはそちらで参考にします。
レクサスUXはガソリン車とハイブリッド車ともに、0W-16という少し珍しい粘度のオイルが純正品として使用されています。
自分で交換する際には同じ数値でももちろん問題ないのですが、0W-20のオイルであればほぼ変わらないスペックを持っていると言えます。
オイル粘度は交換時期や粘度ほどシビアな規定はありませんので、違う数値であってもほとんど問題ありません。
ただし、0W-16以下の粘度のエンジンオイルは、正常な動作をしない可能性があるので、使うことはオススメしません。
そしてあまりに数値差が大きい場合は、どれだけ良質なオイルであってもエンジンに悪影響を与えることにも繋がるので、使用は避けた方が良いでしょう。
レクサスUX!オイル交換費用はいくら?
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レクサスUXのオイル交換費用に関しては、相場はありません。
オイルの質や購入する量、そして粘度やメーカーによっても金額差は大きくなっています。
さらに、どこでオイル交換をするかによっても、金額は変わってきます。
自分でオイル交換をできない場合は、業者に依頼することになりますが、ほとんどの店舗では、オイル代と交換費用はセットになります。
オイル交換をできる店舗としては、ディーラーや中古車業者、ガソリンスタンドやカー用品店などが挙げられます。
レクサスの場合は、メンテナンスプログラムのサービス内でオイル交換を無償で行うことができます。
しかし一般的には、ディーラーが一番費用はかかると言われています。
ガソリンスタンドやカー用品店に関しては、オイルを選択できることもあり、安いオイルを選択する自由もあります。
ディーラーの純正オイルは高いと思われがちですが、お得にオイル交換をする方法もあります。
オイルキープやキャンペーン時期を利用するなど、様々な工夫をすることによって費用を抑えることができるのです。
また中古車販売店では、車を購入するとメンテナンス永久無料という独自のサービスを展開している店舗があります。
オイル交換も含まれていることがほとんどですが、中古車販売店としては、定期的に顧客のアフターケアができ、次の買い替え時まで見込客を確保できているメリットがあります。
価格でオイルを選ぶのも一つの決め手ですが、安いオイルはそれなりの質でしかありません。
そして走行環境によっても、適したオイルは変わってきます。
様々な視点で検討しながら店員さんにも相談しつつ、レクサスUXに適しているオイルで交換をしましょう。
レクサスUXオイル交換についてのまとめ
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今回はレクサスUXのオイル交換についてご紹介しました。
取扱説明書に記載されているように、レクサスUXには適切なオイル交換時期と、オイル量・オイル粘度があります。
オイル交換と合わせてオイルフィルターの交換も忘れないように注意しましょう。
レクサスはアフターケアも万全な体制を敷いていますが、クルマの調子はユーザーのメンテナンスによっても変わります。
メンテナンスを定期的に行う習慣をつけましょう。