レクサスRXも4代目が発売されてから4年が経ちました。
車検の関係でそろそろ乗り換えを検討している方もいると思います。
そこで、レクサスRXの下取り価格を調べてみました。
新たにレクサスRXの購入を考えている方にとってもリセール率は気になるところかと思いますので、グレードや使用別に下取り価格に迫ります。
SUV需要が高まる昨今、レクサスのSUVで2番目の大きさであるRXのリセール率はいかに。
今後の購入や、乗り換えの参考にしていただければ幸いです。
レクサスRXのグレード別リセールバリュー
レクサスRXのリセール率をグレード別に取り上げてみます。
走行距離や状態によってリセール価格は異なるので、ここでは、走行距離2万km、事故歴、修復歴なしで統一した価格を表示することとします。
また、モデルは現行の4代目RXでのリセール価格とします。
2年後の平均買い取り価格一覧
「RX300」標準グレード 402万円(リセール率約81%)
「RX300」version‐L 477万円(リセール率約80%)
「RX300」F-sport 487万円(リセール率約84%)
「RX450h」標準グレード 477万円(リセール率約79%)
「RX450h」version‐L 498万円(リセール率約71%)
「RX450h」F-sport 575万円(リセール率約80%)
以上のようになっており、「RX300」F-sportのリセール率84%はかなり高めでしたね。
AWD使用車に関してもほぼ同じリセール率でした。
レクサスの車両は、同じ高級車でも輸入車に比べてリセール率は圧倒的に高いです。
流石はジャパニーズクオリティといったところでしょうか、トヨタブランドとしての信用性が高く、それを裏づけるだけのクオリティが故障のしにくさに現れており、走行性能にも優れるため、日本車のトップを走るレクサスの海外需要の高さはよくわかります。
4年~5年経過しても、レクサスSUVのリセール率は約60%をキープできるので、長く乗っても下取りとして次の車の購入代金の埋め合わせは十分できる車種です。
レクサスRXの下取り価格が高いグレードは?
レクサスRXの下取り価格で、率が高いのは「RX300」のF-sportです。
新車の購入金額と比較すると2年間で約84%のリセール率はかなり高いですよね。
ガソリン車に比べて、ハイブリットモデルはもともとの新車価格が高い分、下取り価格も高くなりますが、リセール率に換算するとガソリン車よりやや劣ります。
それでもレクサスの車両は、リセール率が他のメーカーの車より段違いに高く、輸入車の場合、3年間使用(3万km走行)で平均40%~60%に対して、レクサス車は50%~70%あります。
特にレクサスのSUVは市場の需要が高く、下取り価格もかなり高くなりやすい傾向にあります。
レクサスRXはどのグレードでもリセール率は高いですが、おおよそ、450万~550万円の買い取り価格が付きます。
単純に買い取り価格だけで比較すると、「RX450h」F-sportモデルが買い取り価格は一番高く、2年間の使用で約575万円、3年間の使用でも515万円の値で買い取ってくれます。
「RX450hL」に関してはもう少し買い取り価格は上がると思いますが、まだ中古車市場に出回っていないので、具体的な数値はわかりませんが、それでもリセール率は、80%近くはあるはずなので、2年間の使用で600万円以上つくことも予想できます。
もちろん走行距離や使用状況によりますが、年間1万km以下で事故歴、修復歴なしなら、買い取り価格はかなり期待できそうです。
レクサスRXの買取相場!
ここまで調べてみてわかったことは、レクサスRXの買い取り相場はかなり高いということです。
年間1万km使用して、2年間で下取りに出す場合、相場の買取価格で平均450万~570万円の値段が付くことがわかりました。
特にF-sportモデルの買取価格はかなり高いですね。
同じ仕様状況でも、標準モデルより80万円以上高額で買い取ってくれることが多いです。
単純に買取価格を高めたい場合は「RX450h」のF-sportが一番高く、リセール率を高めたい場合は「RX300」のF-sportが一番高かったです。
どちらにしてもレクサスRXの買取価格は他メーカーのライバル車種(特に輸入車)に比べて段違いに高いので、数年間乗った後の乗り換えのことを考えた場合、かなりお買い得な車であることは間違いなさそうです。
ちなみに参考までに、私も現在の車を購入するときに3年間使用した60系ハリアーを下取りに出しましたが、乗り出し360万円の車が下取り価格で300万円ついたことには驚きました。
さすが世界のトヨタだなと実感した瞬間でした。
レクサスRXを高く売る方法
最後に、レクサスRXをより高く売る方法をご紹介いたします。
数社に見積もりを取ってもらうなどもそうですが、ここでは高く売るための新車購入時のオプションやカラーなどに注目したいと思います。
まず、車種ですがガソリン車である「RX300」と、ハイブリット車である「RX450h」の比較ですが、リセール率では「RX300」が高く、単純な買取金額では「RX450h」の方が高いです。
中古車の購入を考えている方は、ハイブリット車よりガソリン車を選ぶ方の方が多いということですね。
次にグレードですが、F-sportの買取価格が圧倒的に高く、余裕があれば新車購入時にF-sportを選択することをお勧めします。
標準グレードに比べて80万円近く高く売れるのは魅力ですね。
また、エクステリアカラーは白か黒が一押しです。
白or黒の需要は群を抜いて高く、買取価格は他のカラーより数十万円高くなります。
また、オプションはサンルーフ(ムーンルーフ)を付けると、それだけで下取り価格は10万円近く高くなるのでお勧めです。
そして駆動方式は中古車市場ではAWDや4WDより2WDの方が人気が高いようです。
SUVとはいえ、街乗りユーザーの方が圧倒的に多いですからね。
そして一番は事故を起こさないこと!これに尽きます。
事故歴・修復歴は買取価格を大幅に下げる原因になってしまうので、車の経歴にもボディにもなるべく「傷」をつけないことが一番の高く売る方法ですね。
最後に車内は禁煙にするべきです。
たばこのヤニやにおいが染みついてしまうと、一気に価格は急降下しますので、新車を購入したらできれば車内ではたばこを吸わないことを強くお勧めします。